M/V Valentina_Socorro Islands -DEC 24, 2014 DEPARTURE その1

2014年ラストを締め括る、年跨ぎクルーズに行ってまいりました。


今回は、ロシア人ダイバー様御一行になります。

クリスマス~ニューイヤーともあって、ロシア人さん、どんだけ飲むのか、戦々恐々としてましたが、とっても大人な皆様で、安心といいますか、感服いたしました。
もちろん、ロシア人らしく、夕方以降は、どんちゃん騒ぎはするのですが、翌日に響くような方は皆無で、朝もブリーフィング時間前には、全員集合、準備完了と、ここは軍隊かっ!?てくらいに統率が取れていました!

さてさて、そんな訳で、ダイビング内容のご報告。

12/26 ダイビング初日
1本目:ラス・クアビタス(チェックダイブ)
水温26度、透明度15m
このポイントはロブスターがあっちこっちに居ます。
ロブスターに意識を取られているとその中層をマンタ(大)が通り抜けていきます。
そう、ソコロは、マンタ、普通に遭遇します。
アオウミガメをちょくちょく見かけたので、タイガーシャークも居ないかな~って期待してましたが、そこは残念、タイガーはタイガーでも、砂地にタイガースネークイールを見つけただけでした。
クリーニングステーション近くの砂地で、フィンを脱いで遊んでると、興味を引いたのか、
ドルフィン4頭が遊びにやってきてくれました。
その後も期待通りにステーションでマンタ1枚、安全停止中に別のマンタ1枚でEX。
1本目から、幸先良い感じです!

2本目:エル・キャニオン
水温26度、透明度20m
マンタロック近くにENしたところ、着底するまでもなく、既にジャイアントマンタが表層に滞在中でした。この大きいマンタに見とれていると、次から次にマンタが集まってきて6枚同時に。 どのマンタを見てれば良いのか迷ってしまいますね。
良い流れも当たってましたので、ホットスポット方面に足を伸ばしていくと、稜線沿いにはホワイトチップ。
そのドロップオフ側は魚影が濃い濃い。ギンガメアジの群れから塊、その先にハンマーのシルバーボディがちらほら出現。
そのまま棚側に流すと巨体なハンマー達の登場です。 のべ12匹でしたが、どれも体が大きく実に迫力があります。
流れに乗ったまま、西の稜線をチェックしてからEX

3本目:エル・キャニオン
水温26度 透明度20m
ドロップオフの稜線を移動中に、ふと見上げるとマンタが真上を周遊していました。
ホットスポットで根待ちしているとやはり巨体のハンマーが3匹出入りを繰り返し、
そのうち1匹は、ダイバーが気になって仕方がないのか、何度も様子を伺いに寄ってきました。
安全停止を終了して、エキジット。 ディンギーに上がりはじめると、マンタが水面を泳いできましたので、まだマスク、フィンを外していなかったダイバー、EX待ちの安全停止中ダイバーには嬉しいプレゼントとなりました。

4本目:エル・キャニオン
水温26度 透明度15m
冬場は日が暮れるのが早い分、4本目となると水中も暗くなってきはじめます。
無理せずマンタロックで待機していると、まもなくマンタ一枚が一直線に僕らダイバーに向かってきました。
そんなに慌てなくても、こちらは逃げませんよ!
一通り、全てのダイバーを見通した後に、クルクルと周回して、ゆっくりと去って行きました。
水深の浅い稜線にも潮が当たる為、ここにもギンガメが群れを成しています。
ただ、ホワイトチップは近くにウヨウヨしているものの残念ながら、ハンマーを確認することは出来ませんでした。

12/27 ダイビング2日目
1本目:カボ・ピアース
水温26度、透明度30m
流れややあり。 岸寄りのクリーニングステーションにマンタ1枚。
棚先は流れが強く当たっている為、比較的手前で根待ちをしていると、イルカの鳴き声が良く聞こえてきます。
が、姿は仲々見えず。 ドロップオフの底(40m強)付近には、ハンマーが6体。
流れも強い為、安全上無理を得ず、上から眺めるだけに止めておきます。ドロップオフ下は砂地の地形の為、
シルエットがはっきりしてくれます。
しばらくすると、別のマンタがクリーニングステーションに姿を現しましたが、ちょっと距離がありあすぎました。
最後、安全停止をしてEXすると、2m強くらいのマンタが、ディンギーまで遊びに来てくれました。

2本目:カボ・ピアース
水温26度、透明度20m
1本目に比べると流れは柔らかく当たるようになりました。やはり岸寄りのクリーニングステーションで時間差でマンタが周遊。 マンタに見とれてますと、ドロップオフから1体のハンマーが頭を振りながら上がってきました。距離にして2mくらいの近さになりますでしょうか、思わず手を伸ばしてみたくなります。
その後、棚先の別のクリーニングステーションに移動すると、マンタが一枚、二枚、三枚、徐々に増えていき、ブラックマンタを含む最大で7枚が集まって舞踏会を開いてくれました。

この日はソコロ島にてネイビーチェック(インスペクション)

3本目:プンタトスカ・コーブ
水温26度、透明度15m
うねりの弱いクリフ陰からエントリー。
ロブスター、ホワイトチップ、赤ちゃんシルバーチップ、ハンマー。

12/28 ダイビング3日目
1本目:プンタトスカ
水温26度、透明度25m
西の棚麓でEN。 待ってましたとばかりに早速マンタ登場。 ダイバーの泡を体に当てにきます。
すると、「混ぜてください」ともう1枚マンタが加わって、2連マンタとなりました。
ほぼ30分、マンタとまったりして、少し棚を移動していくと、1つの窪みに6匹のロブスター。
「美味しそうだな、あー、お腹空いたっ!」と思っていたら、魚影が大きく動き、巨大キハダマグロ登場。
捕食モードだったようで、嵐のようにやって来て、嵐のように去っていきました。 ド迫力!
その後、もう一度マンタを期待して、棚の麓近くに戻ると、やがてマンタも戻ってきてくれました。
頃合いとなりましたので、安全停止を開始しますと、3頭のドルフィンも登場。
それまで、鳴き声が聞こえてこなかったので、これには、各ダイブマスターにも嬉しいサプライズでした。

2本目:プンタトスカ
水温26度、透明度30m
西の棚中でEN。 麓寄りでマンタ1枚。
ドロップオフ沿いをハンマー探すも、流れが無いせいか、見当たらず。
東西の棚間から西の棚に戻る際にマンタ1枚。 このマンタが良く遊んでくれました。

3本目:プンタトスカ
水温度26度、透明度20m
東の棚寄りでEN。 リーフに沿ってドロップオフ側、棚上側両サイドを探しましたが、
なかなかマンタもハンマーも現れず。
両岬の中間にある根上で粘っていると最後にハンマー1体が寄ってきてくれました。
ハンマーに見とれてると、真裏にマンタも一枚やってきてくれました。

4本目:プンタトスカ
水温26度、透明度15m
3本目でハンマー目撃したエリアから棚を詮索しましたが、残念無念!
ナーダ!!!!!!


Video by Sergiy
※今回動画はお客様から御借りしました。
Muchas Gracias!!! Amigo!!!

報告者 ロレンソ、ラロ、ルイ

Fun Baja について

メキシコのバハ・カリフォルニア半島の南東部のラパスに位置するダイブショップです。アシカ、ハンマーヘッド、マンタ、ジンベエザメ、移動中にはイルカ、クジラなどまさに海獣王国!日帰りダイビング以外にも、無人島キャンプステイ、シーカヤック、ダイブクルーズも取り扱っております。
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